【エンジニア採用】8つの課題とは?多面的な見方で解決法を導き出す

エンジニアの求人倍率が調査によっては5倍を超えるなど、採用側から見るとかなり厳しい人材不足です。
他社と差をつけて採用を成功させるためには、採用が難しくなっている背景について理解する必要があります。

今回は、エンジニア採用の具体的な採用課題についてお伝えします。

課題の解決方法や、新たな採用手法の紹介も行いますので、ぜひ最後までお読みください。

エンジニア採用はなぜ難しい?

エンジニア採用が難しくなっている背景には、様々な要因があります。
まず、少子高齢化の影響で、日本全体の労働力が減っていること。

若い労働力が不足し、どの業界でも新卒や若手社員の獲得が厳しくなっています。
また、それに対してエンジニアの需要は高まり続けています。
あらゆるものをコンピューターやインターネットで管理するようになっていく中で、システムの構築・保持・運用などに多くの人手が必要です。

さらに、日本経済の停滞から優秀な人材が海外に流出していることや、「新3K」とも言われる過酷な労働環境なども関連して、エンジニアの採用が難しくなっているのです。

エンジニアの採用8つの課題

それでは、エンジニアの採用に関して、多くの企業が抱えている8つの課題について解説していきます。

①増える「フリーランスエンジニア」

エンジニアの仕事は、PCとインターネット環境があれば必ずしも出社が必要ないことも多いです。
また、フリーランスとして成功すれば、会社勤めより高年収が期待できることもあり、フリーランスという働き方を選択するエンジニアが増えています。

一方、企業側としては案件ごとの交渉が必要なく、単価も比較的安い社内エンジニアが欲しいのが本音です。
そのミスマッチから、エンジニア採用の難易度が増していると言えるでしょう。

フリーランスエンジニアについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

②エンジニアに求めるスキルの高度化・多様化

エンジニアと一言でいっても、そこに求められるスキルや仕事内容は様々です。
IT領域の急成長に伴い、技術は急速に多様化・細分化しています。
最先端技術を身につけるには、常に勉強して情報をアップデートしていく必要がありますが、毎日忙しく働きながらそこまでできるエンジニアは少ないです。

特に最先端技術で需要も高い、AI・ビッグデータ・IoTといった分野ほど、専門知識のあるエンジニアが少なくなっています。

③優秀な人材は転職市場に出てこない

どの会社も欲しがるような優秀なエンジニアは、すでに企業が高待遇で抱えていることが多く、転職市場には出てきにくいです。
また、スキルがダイレクトに収入に繋がる職業なので、先にお伝えしたようにフリーランスとして働くエンジニアも多数。

求人サイトなどで普通に募集をしていても、求める人材に出会うことは難しいのです。

④そもそも応募者が集まらない

求人を出しても、そもそも十分な応募が集まらないことも多いです。
その原因は様々ですが、先にも解説したように日本全体の労働力不足や、スマホやタブレットの普及によって若者のパソコン離れが起こっていることなどが挙げられます。

高いスキルを持つエンジニアだけではなく、若くてポテンシャルがあるエンジニアの採用も、難しくなっていると言えます。

⑤激務のイメージ

エンジニアを含むIT業界の仕事は、「新3K」と言われることがあります。
きつい、帰れない、給料が安い」の略ですが、実際会社によっては長時間・低賃金の労働を強いられているエンジニアもいるでしょう。

そのようなイメージがエンジニアの人手不足を招き、さらに少数の人材に負担がかかるという悪循環になっているのです。

⑥採用基準を満たす人材が見つからない

エンジニアの人手不足に悩む企業の場合、即戦力になる中途人材を募集することが多いです。
しかし、先に触れたように優秀な人材は転職市場に出てきにくい上、給与形態・勤務形態などに高い水準を求めている人が多いためミスマッチが起こりがち。

漠然と「いい人が欲しい」という意識では、なかなか採用が成功しなくなっています。

⑦スキルを見極めるのが難しい

先にもお伝えしたように、エンジニアのスキルは急激に多様化・細分化しています。
そのため、採用担当者にIT技術の専門知識がない場合会社に必要なスキルや、応募者が持っているスキルの見極めが難しいです。

社内エンジニアも採用に携わったり、評価基準を明確にしたりして、応募者の本質的な能力を測る必要があります。

⑧採用後の、現場とのミスマッチ

エンジニアに必要な能力は、専門技術だけではありません。
コミュニケーション能力納期感覚配属先への適応力なども、重要な要素です。

良さそうな人材を採用してみたものの、現場にうまく馴染めずに早期退職となってしまうと、採用プロセスが全て無駄になります。
スキルだけではなく、カルチャーフィットも考慮して採用者を決める必要があるのです。

エンジニアの採用課題8つの解決法

それでは、エンジニアの採用課題の解決に繋がる8つの方法を解説していきます。

①採用マーケティングを行う

採用マーケティングとは、人材の獲得を顧客の獲得になぞらえ、戦略的に採用活動を行うことです。

自社に根付いている人材の傾向や、欲しい人材像が魅力を感じるアピール方法を分析して、ペルソナコンセプトの設定を行っていきます。
自社の魅力や問題点を洗い出すことで、新たな採用方針が見つかることもあるでしょう。

採用マーケティングについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

②労働環境を整える

エンジニアは人手不足だからこそ、入社してくれた人材を大切にして手放さないようにする必要があります。
社内エンジニアの声を聞き、労働環境の改善と定着を計りましょう。

今ある規定の中で改善するだけではなく、年俸制業務委託など新たな給与形態や、フレックスタイム制・リモートワークといった柔軟な勤務形態を導入するという選択肢もあります。

リモートワークエンジニアについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

③採用サイト・広告・媒体の見直し

求人広告を出してもなかなか応募が集まらないなら、広告の内容や掲載媒体がよくないのかもしれません。
採用したいペルソナにアピールできるデザインコンテンツ採用手法について見直してみましょう。

これまで一般的だった求人サイトだけではなく、SNSを使った採用やダイレクトリクルーティングエージェントの利用なども一般的になってきています。

④エンジニアへの理解を深める

求人要項が曖昧だったり、専門用語が間違っていたりすると、現場に理解のない会社だという印象を与えてしまいます。
そういう会社では、入社後も無茶を言われたり、意見が通らなかったりするのではないかと、エンジニアに敬遠されがち。

採用に社内エンジニアの意見を取り入れたり、人事担当者もエンジニア領域について勉強したりすることで、本当にエンジニアにアピールできるサイトや求人広告を作れます。

⑤コーディングテストやポートフォリオを利用

エンジニアの専門的な技量は、履歴書や面接だけではなかなか見えてきません。
採用フローにコーディングテストを含めたり、ポートフォリオを提出してもらったりすると、実力・実績ベースの評価ができます。

さらに人事担当者だけではなく、社内エンジニアも選考に参加すると、本当に優秀な人材が見極められるでしょう。

⑥未経験者の育成・ベテランの採用

エンジニアの採用において、若さ優秀さを両方備える人材の獲得はかなり難しいです。
社内の状況に合わせてどちらかの制限を撤廃し、未経験者の育成やベテランの採用に目を向けると、ぐっと間口が広がります。

募集要項に定めている経験年数や年齢制限は、本当に必要な要素かどうか見直してみると良いでしょう。

⑦リファラル採用を検討する

リファラル採用とは、すでにいる社員から人材の紹介を募ることです。
求人サイトやエージェントを利用するよりコストを抑えられますし、事前にある程度人となりがわかっているので採用にも繋がりやすいです。

特に専門職であるエンジニアの周りには、前職や学生時代の繋がりでエンジニアの知人・友人がいることも多いので、リファラル採用は使える手法です。

リファラル採用について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

⑧外国人エンジニアの採用

日本国内の労働力が不足しているなら、海外に目を向けるのも一つの方法です。
エンジニアは、他の職種に比べると言語的なハードルが低いため、日本で働く外国人エンジニアが増えています。

外国人エンジニアの採用については、こちらの記事をご覧ください。

しかし、外国人エンジニアには、ビザの手続き文化の違いといった特有の注意点もあります。
また、外国人採用といっても、どのように募集すればいいかわからないという採用担当の方もいるでしょう。

そんな場合は、外国人エンジニア紹介に強みを持つ「JELLYFISH」がおすすめです。

エンジニアを中心に48ヶ国20,000人の登録者を保有し、35歳以下・日本語が堪能な人材も多く、ポテンシャルの高い外国人エンジニアの採用が可能です。
無料のビザ申請サポートや、バイリンガルコンサルタントによる外国人のサポートも提供していて、初めて外国人を採用する会社の不安を払拭します。

採用のカギは「採用計画」と「全社協力体制」

難しいエンジニア採用を成功させるには、まずはポイントを押さえた「採用計画」が重要。
外せない要素・重視しない要素を見極めた的確なペルソナ設定と、その人材層にアピールできる採用手法を考案しましょう。

また、専門職であるエンジニアの採用や定着には、同じエンジニアの目線や経営者側の理解も不可欠
全社協力体制」で、優秀な人材の採用と長期定着を目指しましょう。

まとめ

人材不足が深刻な日本社会の中でも、エンジニア採用には特に課題が山積み。
他社に差をつけて採用を成功させるには、新たな採用手法の開拓やエンジニアが定着しやすい社内環境作りが必要です。

今回ご紹介した具体的な採用課題やその解決方法を、ぜひ参考にしてみてください。

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